夏目漱石作「夢十夜」連続10日間 毎夜10時より配信開始。
昨日は、来る8月23日㈰に開催の「あなただけに読む朗読会」at町屋のご案内をさせていただきましたが、
それに先駆けて18日㈫より、夏目漱石作「夢十夜」の第一夜から一話ずつ、毎夜10:00に配信をしています。
今日は、「第三夜」です。
まさか、自分がYouTubeに手を出そうとは思いもよりませんでした。
きっかけは・・・・。
5月に、愛知県の新美南吉記念館の遠山館長さんより、「このコロナ禍の中、うちとしても何かできないものかと考え、新美南吉の「明日」というとても希望に満ちたいい詩があるので、それを皆さんに届けたいと思って、企画しました。望さんにもご協力いただけないですか?」との電話でした。
お~!そんな素敵な企画で、しかもご連絡をいただけるなんて、嬉しくて、二つ返事でOKしたのですが・・・。
「それでですね、動画で、出来ましたら、メッセージもつけて頂けると嬉しいです。出来上がりましたら、YouTubeにアップしていただいたものを、「#明日をとどける」とつけてツイッターで・・・・。」
え?えっ💦ええええええっ💦💦💦一瞬、何をおっしゃっているのかわからず、思考が止まりました💦
そんなわけで、急遽、へったくそな動画もどきを作ったことです。
昔から、ちょっと無理そうなことを引き受けてしまうことがけっこうあるのですが、その時その時で何とか乗り越えて来たのですから不思議です。
急遽作って、すぐに出してしまったので、音割れもしていて後悔しかありませんが、出したものは引っ込められませんね。次に活かすしかない。
そして、それ以来、自分の歩みを止めないために、これはやった方がいいのではないか?と考え始めました。
目には見えない朗読というものを、今、声が出るうちに形に残しておかないと後悔するとも。
いつか、やろうと思っていたのです。そう、いつか。
もうずっと前から。
このコロナ禍の中でたくさん時間はあったはずなのに、それまでいつかやろうと思っていたことの殆どは、未だ手付かずです。
ということは、これからも”いつかは”来ないということだと悟りました。
その一方で、コロナ禍がきっかけて、配信のクオリティーがぐっと上がってきた昨今、自分の拙い手作りのもので、人様のお時間を拝借してよいものか?とも考えました。
ですが、それは、言い訳に過ぎず、怖いだけです。アップして、後ろ指刺されたら、嫌だな・・・って。
でも、この先、若返ることもないし、声だって、体力、気力だって衰えるわけで。
それでね。こう思うことにしました。
もし、ブッブー(低評価)をつけられたら、それも貴重なファンだと思うことにしようと。
わざわざ自分の投稿を見てくれて、その上評価をしてくたのだから、それはファンじゃね?
と思うことにしました。
きっとこれまで頑張ってアップしている人たちも、そこを超えてきているのでしょうね。
いい加減には作りません。一つ一つ心を込めて作っていきます。
動画というか、紙芝居程度にしか技術もありませんが、まずは、作らないことにはお話になりませんものね。
よろしかったら、ぜひご覧くださいませ。