1つの作品を仕上げるのにどれくらいの時間を要するのか
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いよいよ明日に迫りました。「あなただけに読む朗読教室第7回発表会」
あと、ほんの少しだけ、チケットあるようです。よろしかったら、ぜひ。
7月3日(金)22時まで受け付けています。
1つの作品を仕上げるのに、どれくらいの時間を要するのか
今日は、1つの作品を仕上げるのに、どれくらいの時間を要するのか、ということを書きますね。
作品や分量にもよりますが、結論から言うと、最低4カ月~半年はかかる。最低。
「そんなにかからないよ~」という方は、はっきり言って、読めてません。
文字を読み上げることはできるかもしれませんね。でも、中味を本当に理解するまでには至っていないと思います。
頭でわかっているのと、実際に、聴く人が映像を浮かべられるレベルとはかなりかけ離れています。
まず、読み癖を取ること
聴く人の脳裏に映像を映すには、まず、読み癖を取ること。この中には、アクセントも含まれます。
「アクセントなんて、堅苦しいことはいいじゃん。自由に読めばいいじゃん」
はい。別にいいんです。朗読は楽しくなくっちゃね。
ですが、アクセントが違うと、聴く人が、ふと、違和感を覚えます。そこで耳が止まります。
鼻濁音、母音の無性化なども、聴く人が違和感を覚えると、そこで映像が途切れます。
聴く人の脳裏に映像が流れることが理想です。
あなたのいい声が音楽のように聴こえるのではなく、中味がはっきり分かることが大事です。
「行間を読む」こと
次に、文字に書かれていないけれど、確実にあるものを読み取ること、いわゆる「行間を読む」こと。
例えば、登場人物が、「ありがとう」と言っているとします。
あなたは、どんなふうに読みますか?
気持を込めて、明るい声で?
その答えは、前後の文脈で変わってきます。
なぜ、この人物は、こんなセリフを言っているのか?それを明確にせずに、何となく雰囲気で言っているとしたら、
聴く人には、何となく雰囲気しか伝わりません。
全体の構成を考えること
それから、全体の構成を考えること。
これは、何度も読んでいるうちに、見えて来ます。ここが見えてこないと、読んでいても長く感じます。
何を伝えたいのかが明確になること
最後に、自分がこの作品を読むことで何を伝えたいのかが、明確に分かるようになること。
これが無ければ、わざわざ人前で読む意味がないと思います。
他にも細々ありますが、そこに至るまでには、やはり、何カ月もかかります。

さて、今回出演する受講生様は、殆どが、半年以上前から取り組んでいます。1か月前にリハーサルを終えていますが、最近になっても、まだ新たな発見があります。そのときの表情といったら、なんと表したらいいか分からないくらいキラキラしたものが出ています。深い理解や、新たな発見の表情ってたまりません。
明日は、前日というのに、いつもオンラインでご受講の方が最後の仕上げに遠方からいらっしゃいます。
本当に頭が下がります。人前で読むことを、これほどまで大切に考えて下さっているとは。

この方ばかりではありません。皆さん、それぞれお忙しいのに、読むことをいつも近くに置いて下さっている。
全員、仕上がりは上々。あとは、会場でお客様が聴いて下さることで完成します。
その場限りの、奇跡の瞬間。
奇跡を起こすためには、やはり、最低4カ月~半年以上の試行錯誤が必要。
14名、全員奇跡を起こす準備は整いました。
明日、楽しみになさっていてくださいね。
ご予約は、7月3日22時まで受け付けています。



